一戸建ての購入において、規格されているものや、一定の区画ないで統一された分譲住宅を購入するときと比較すると、注文住宅では費用がかかるものだと言えます。注文住宅を建てたいと考えているときには、重要視する部分として資金計画のことを挙げることができます。日常生活を送るために負担のかからない、無理のない予算計画を立てることや、貯蓄や住居費をもとにして予算を計算しておくことが大事です。注文住宅の建設代金としては、売買契約を締結してから建物が完成するまでに、4回に分けて支払うことが多いです。

注文住宅は土地を購入してから住宅を建てる方法となりますので、土地を購入するときと住宅を建築するときの2段階の手続きが必要になります。そのために資金計画としては、住宅の購入のために現金で支払いができる金額のうちで、土地にいくら使えるのか、建物にいくら使えるのかを把握しておく必要があります。それに加えて、住宅購入時にかかる諸費用として、工事費用を6%から10%の範囲を目安として考えておく必要があります。注文住宅の購入のときに発生する費用としては、土地を購入したときに支払う手付金や引き渡し前の残余金、住宅を建設するときに支払うお金として、地盤調査費や工事契約金、着工したときに必要になる着工金、上棟時には中間金を支払います。

住宅の引き渡しを受けたときには、引っ越し代金や家具の購入費用が必要となり、税金として不動産取得税が発生します。その後の長期間においては、住宅ローンの返済をしていくことになりますので、しっかりと計画を立てて予算を決めておくことが大切なポイントになります。